インテリアコーディネート・ラフィーユ
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COLUMN

インテリアコーディネートの相談前に準備すること|理想の空間づくりをスムーズに進めるポイント

インテリアコーディネートを依頼したいと思っても、「何を準備しておけばよいのか分からない」「理想のイメージが固まっていない状態で相談してよいのか不安」と感じる方は少なくありません。
特に初めてインテリアコーディネーターに相談する場合、家具や照明、カーテンなどを具体的に決めてからでないと依頼できないと思われることもあります。
しかし、実際には理想のイメージが完全に固まっていなくても、相談することは可能です。むしろ、まだ漠然としている段階から相談することで、暮らし方や好みを整理しながら、空間づくりの方向性を見つけやすくなります。
一方で、事前に少しだけ準備しておくと、打ち合わせがよりスムーズに進み、提案内容も自分たちの暮らしに合ったものになりやすくなります。
本記事では、インテリアコーディネートを相談する前に準備しておきたいことや、打ち合わせで伝えるとよい内容、準備が十分でない場合でも安心して相談するためのポイントについて解説します。

1.インテリアコーディネートは、何も決まっていなくても相談できる?

インテリアコーディネートは、家具や照明、カーテンなどをすべて決めてから相談するものではありません。

「こんな雰囲気にしたい」
「今の部屋をもう少し使いやすくしたい」
「新居に合う家具を選びたい」
「何から決めればよいか分からない」

このような段階でも、相談することは可能です。

インテリアコーディネーターの役割は、単に家具を選ぶことだけではありません。お客様の暮らし方や好み、家族構成、予算、生活動線などを丁寧に伺いながら、空間全体のバランスを考えていくことです。そのため、相談前に完璧なイメージを用意しておく必要はありません。
むしろ、最初から「これにしたい」と決めすぎてしまうと、空間全体のバランスや使いやすさを考えたときに、別の選択肢の方が合っている場合もあります。大切なのは、完成形を決めておくことではなく、「どのように暮らしたいか」「どんな雰囲気が心地よいと感じるか」を少しずつ整理しておくことです。

2.インテリアコーディネートの相談前に準備しておきたいこと

ここからは、インテリアコーディネートを相談する前に準備しておくとよい内容を紹介します。すべてを完璧に用意する必要はありません。できる範囲で整理しておくだけでも、打ち合わせが進めやすくなります。

①理想の暮らし方を考えておく

まず考えておきたいのは、どのような暮らしをしたいかということです。
インテリアというと、色やデザイン、家具のテイストをイメージされる方が多いかもしれません。しかし、実際に心地よい空間をつくるためには、見た目だけでなく、日々の過ごし方に合っていることが大切です。
たとえば、リビングひとつを考える場合でも、目的によって必要な家具やレイアウトは変わります。

・家族でゆっくり過ごしたい
・来客を迎えやすい空間にしたい
・子どもが遊びやすいリビングにしたい
・在宅ワークもしやすい場所にしたい
・生活感をできるだけ隠したい
・ホテルライクで落ち着いた雰囲気にしたい

このように、「どのような見た目にしたいか」だけでなく、「その空間でどのように過ごしたいか」を考えておくと、インテリアの方向性が見えやすくなります。具体的な言葉にするのが難しい場合は、「今の部屋で不便に感じていること」や「新しい住まいで叶えたいこと」から考えてみるのもおすすめです。

②好きなインテリアの画像を集めておく

好みの雰囲気を伝えるうえで、画像はとても役立ちます。
インテリアのイメージは、言葉だけでは伝わりにくいことがあります。たとえば「ナチュラルな雰囲気」といっても、明るくやわらかな北欧風をイメージしている方もいれば、木の質感を活かした落ち着いた空間をイメージしている方もいます。「モダン」「ホテルライク」「シンプル」「上品」「温かみがある」といった言葉も、人によって受け取り方が少しずつ異なります。
そのため、SNSや雑誌、インテリア事例、家具ブランドのサイトなどから、好きだと感じる画像をいくつか集めておくと、打ち合わせでイメージを共有しやすくなります。

このとき、ひとつのテイストに絞りきれなくても問題ありません。

「この色味が好き」
「この照明の雰囲気が好き」
「このリビングの抜け感が好き」
「この収納の見せ方が好み」

というように、画像ごとに好きなポイントをメモしておくと、より伝わりやすくなります。また、好きな画像だけでなく、「これは少し違う」と感じる画像もあると、避けたい方向性を共有しやすくなります。

③間取り図や写真を用意しておく

相談する住まいが決まっている場合は、間取り図や部屋の写真を用意しておくと便利です。
インテリアコーディネートでは、家具のサイズや配置、動線、収納、照明、カーテンなどを考えるため、空間の情報が重要になります。

特に以下のような資料があると、具体的な提案につながりやすくなります。

・間取り図
・各部屋の寸法が分かる資料
・内装仕様が分かる資料
・床、壁、建具、キッチンなどの写真
・窓の位置や大きさが分かる写真
・現在使っている家具の写真
・新居に持ち込みたい家具の写真

新築やリフォームの場合は、まだ完成前で写真がないこともあります。その場合は、図面や内装材のサンプル情報、ハウスメーカーや工務店からもらった資料があれば十分です。マンションや建売住宅の場合は、内覧時に撮影した写真やパンフレットが役立つこともあります。住まいの情報が分かる資料が多いほど、家具のサイズ感や色の相性、搬入のしやすさまで考えやすくなります。

④使いたい家具・残したい家具を整理しておく

すでに持っている家具や、新居でも使いたい家具がある場合は、事前に整理しておくことをおすすめします。インテリアコーディネートでは、すべてを新しく買い替える必要はありません。大切に使っている家具や、思い入れのあるアイテムを活かしながら、空間全体を整えることもできます。
一方で、残したい家具がある場合は、その家具を前提に色や素材、サイズ、レイアウトを考える必要があります。たとえば、ダイニングテーブルをそのまま使う場合、照明の位置やチェアの組み合わせ、ラグのサイズ、周辺収納とのバランスを考えることが大切です。ソファを残す場合も、リビング全体の色味やテレビボードとの相性、通路幅などに影響します。

相談前には、以下のように分けておくと分かりやすくなります。

・必ず使いたい家具
・できれば使いたい家具
・買い替えを検討している家具
・処分してもよい家具
・新しく購入したい家具

家具のサイズが分かる場合は、幅・奥行き・高さもメモしておくと、レイアウト検討がスムーズになります。

⑤予算感を考えておく

インテリアコーディネートを相談する際は、予算感も大切な情報です。
予算が決まっていない状態でも相談はできますが、ある程度の目安を伝えておくことで、提案内容と現実のズレを防ぎやすくなります。インテリアにかかる費用は、コーディネート料だけでなく、家具、照明、カーテン、ラグ、アート、小物、搬入、施工など、依頼範囲によって変わります。たとえば、同じリビングでも、既存家具を活かして一部を整える場合と、家具・照明・カーテンまで一式で揃える場合では、必要な予算が大きく異なります。

事前に細かい金額まで決めておく必要はありませんが、以下のような点を考えておくと相談しやすくなります。

・全体でどのくらいまでかけられそうか
・家具まで含めた予算なのか
・カーテンや照明も含めたいのか
・特にこだわりたい部分はどこか
・費用を抑えたい部分はどこか

予算は「少なすぎると相談しづらい」と感じる方もいるかもしれませんが、大切なのは金額の大小ではなく、優先順位を整理することです。限られた予算の中でも、どこに費用をかけると満足度が高くなるか、どこは既製品や既存家具を活かせるかを考えることで、無理のない空間づくりがしやすくなります。

⑥希望のスケジュールを伝えられるようにする

新築や引っ越し、リフォーム、入居日が決まっている場合は、希望のスケジュールも重要です。
家具や照明、カーテン、オーダー家具などは、商品によって納期がかかる場合があります。特に海外ブランドの家具やオーダー品、造作家具などは、すぐに手配できないこともあります。
そのため、いつまでに空間を整えたいのかを事前に整理しておくと、スケジュールに合わせた提案がしやすくなります。

たとえば、以下のような情報があるとよいでしょう。

・引き渡し日
・引っ越し日
・リフォーム工事の予定
・家具を使い始めたい時期
・来客やイベントの予定
・現地採寸ができる日程
・搬入や設置が可能な日程

入居後すぐに整った空間で暮らしたい場合は、早めの相談がおすすめです。
特にカーテンや照明、ダイニングセット、ベッドなど、暮らし始めてすぐに必要になるものは、引っ越し前から準備しておくと安心です。

⑦家族の希望を整理しておく

家族で住む場合は、自分だけでなく、家族の希望も整理しておくことが大切です。
インテリアは、見た目の好みだけでなく、日々の暮らし方に関わるものです。そのため、家族の中で使いやすさや好みが異なることもあります。

たとえば、以下のような違いが出ることがあります。

・落ち着いた雰囲気にしたい人と、明るい雰囲気にしたい人がいる
・デザインを重視したい人と、収納力を重視したい人がいる
・大きなソファを置きたい人と、広く使いたい人がいる
・生活感を隠したい人と、使いやすさを優先したい人がいる

こうした希望を事前に話し合っておくと、打ち合わせの中で方向性を決めやすくなります。

もちろん、家族全員の希望が完全に一致していなくても問題ありません。むしろ、プロに相談することで、それぞれの希望を整理しながら、バランスのよい落としどころを見つけやすくなります。

3.相談時に伝えるとよいこと

インテリアコーディネートの相談では、好きなテイストや予算だけでなく、日々の暮らしに関する情報も大切です。ここでは、打ち合わせ時に伝えるとよい内容を紹介します。

①家族構成・ライフスタイル

まず伝えたいのは、家族構成や普段の暮らし方です。
同じ間取りでも、住む人の生活によって使いやすいレイアウトは変わります。小さなお子様がいる家庭であれば、安全性や片付けやすさを考える必要があります。ペットがいる場合は、床材やラグ、ソファの素材選びにも配慮が必要です。在宅ワークをする場合は、仕事に集中できる場所や収納、照明、コンセントの位置も重要になります。来客の頻度や、家で過ごす時間の長さ、趣味、収納したいものなども、空間づくりに関わる情報です。普段の過ごし方を共有することで、見た目だけではなく、実際に暮らしやすいインテリアを考えやすくなります。

②困っていること・改善したいこと

現在の住まいで困っていることがあれば、具体的に伝えておくとよいでしょう。たとえば、以下のような内容です。

・物が片付かない
・リビングが狭く感じる
・家具の配置がしっくりこない
・部屋全体に統一感がない
・照明が暗い、または眩しい
・収納家具を増やしたら圧迫感が出た
・カーテンやラグの選び方が分からない
・来客時に生活感が気になる

インテリアコーディネートでは、理想のイメージだけでなく、今の不満や悩みも大切なヒントになります。何に困っているかが分かると、家具の選定だけでなく、レイアウトや収納、照明、色の使い方まで含めた改善提案がしやすくなります。

③好みのテイスト・苦手なテイスト

好きなインテリアの雰囲気がある場合は、できるだけ共有しておきましょう。
ナチュラル、モダン、ホテルライク、北欧風、ヴィンテージ、クラシック、和モダンなど、言葉で伝えることもできますが、画像と一緒に共有するとより分かりやすくなります。
また、好きなテイストだけでなく、苦手なテイストを伝えることも大切です。

「白すぎる空間は落ち着かない」
「暗すぎる色は避けたい」
「装飾が多い雰囲気は苦手」
「生活感が見えすぎるのは避けたい」
「かわいらしすぎる印象にはしたくない」

このような情報があると、提案の方向性を調整しやすくなります。好きなものだけではなく、避けたいものも共有することで、完成後のイメージ違いを防ぎやすくなります。

4.相談前に準備しすぎなくてもよいこと

事前準備は大切ですが、すべてを自分で決めておく必要はありません。ここでは、相談前に無理に決めすぎなくてもよいことを紹介します。

家具や照明をすべて決めておく必要はない

インテリアコーディネートの相談前に、家具や照明をすべて選んでおく必要はありません。
むしろ、先に家具を購入してしまうと、部屋のサイズや内装とのバランスが合わず、後から調整が難しくなることもあります。ソファやダイニングテーブル、ベッド、収納家具などは、空間全体のバランスを見ながら選ぶことが大切です。特に大きな家具は、部屋の印象や動線に大きく影響します。気に入った家具がある場合も、購入前に相談しておくことで、サイズや色、配置の面で失敗を防ぎやすくなります。

テイストをひとつに絞りきる必要はない

好きなインテリアの方向性が複数あっても問題ありません。
「ホテルライクも好きだけれど、少しナチュラルな温かみもほしい」
「モダンにしたいけれど、冷たい印象にはしたくない」
「シンプルが好きだけれど、少し華やかさもほしい」
このように、複数の好みが混ざっている方は少なくありません。
大切なのは、無理にひとつのテイストに決めることではなく、どの要素をどの程度取り入れたいかを整理することです。プロに相談することで、好みの共通点を見つけたり、空間に合う形でバランスを整えたりすることができます。

完璧な要望書を作る必要はない

相談前に、細かな要望をすべて文章にまとめる必要はありません。
もちろん、希望や条件をメモしておくことは役立ちます。しかし、最初から完璧に整理しようとすると、かえって相談のハードルが高くなってしまいます。
「何となくこんな雰囲気が好き」
「今の部屋のここが気になる」
「この家具は残したい」
「予算感が分からないので相談したい」
このような状態でも十分です。インテリアコーディネートの打ち合わせは、要望を完成させてから行うものではなく、対話を通して理想の方向性を整理していく場でもあります。

5.相談前の準備で失敗を防ぎやすくなる理由

インテリアコーディネートの事前準備は、打ち合わせをスムーズにするだけでなく、完成後の満足度にも関わります。ここでは、相談前の準備が大切な理由を紹介します。

イメージのズレを防ぎやすい

インテリアで起こりやすい失敗のひとつが、「思っていた雰囲気と違った」というイメージのズレです。これは、好みのテイストや暮らし方が十分に共有されていない場合に起こりやすくなります。好きな画像や苦手な雰囲気、使いたい家具、普段の過ごし方などを共有しておくことで、提案の方向性を合わせやすくなります。言葉だけで伝えにくいニュアンスも、画像や具体的な生活シーンがあると共有しやすくなります。

予算内で優先順位をつけやすい

事前に予算感やこだわりたい部分を整理しておくと、どこに費用をかけるべきかを考えやすくなります。たとえば、長く使うソファやダイニングテーブルには費用をかけ、装飾小物や一部の収納は既製品で調整するなど、優先順位をつけることで、無理のない計画が立てやすくなります。予算内で満足度の高い空間をつくるためには、すべてを高価なもので揃えるのではなく、空間全体のバランスを見ながら選ぶことが大切です。

スケジュールの遅れを防ぎやすい

家具やカーテン、照明、オーダー家具などは、選定から納品までに時間がかかる場合があります。相談のタイミングが遅くなると、希望の商品が入居日までに間に合わなかったり、妥協して急いで選ばなければならなかったりすることもあります。あらかじめ引っ越し日や希望納期を共有しておくことで、スケジュールに合わせた現実的な提案がしやすくなります。特に新築やリフォーム、マンション購入に合わせてインテリアを整えたい場合は、早めの相談が安心です。

6.ラフィーユのご紹介

ラフィーユでは、「良いご提案は丁寧なヒアリングから」と考えています。

ラフィーユは、モデルルームの施工実績1,000件以上を誇るインテリアコーディネート事務所です。高級マンションをはじめとする高級住宅を数多く手がけ、ラグジュアリーからナチュラル、カジュアル、クラシックまで、住まう方の理想に寄り添った空間づくりを得意としています。

また「なんとなく、こんな雰囲気にしたい…」そんな曖昧なご要望であっても丁寧に向き合い、お客様の理想の形に変えられるのが私たちの強みです。ラフィーユは、インテリアコーディネートを通じて、お客様の理想や感性を空間に映し出すことを大切にしています。インテリアコーディネートをご検討の際には、まずはお気軽にラフィーユまでご相談ください。

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7.まとめ:相談前の準備は、理想の空間づくりをスムーズにする第一歩

インテリアコーディネートを相談する前には、理想の暮らし方、好きなインテリア画像、間取り図や写真、使いたい家具、予算感、スケジュールなどを整理しておくと、打ち合わせがスムーズに進みやすくなります。
ただし、すべてを完璧に準備する必要はありません。インテリアコーディネートは、理想のイメージが固まってから依頼するものではなく、相談しながら方向性を整理していくこともできます。

「何から決めればよいか分からない」
「好きな雰囲気はあるけれど、うまく言葉にできない」
「今の家具を活かせるか相談したい」
「予算内でどこまでできるか知りたい」

このような段階でも、プロに相談することで、空間づくりの選択肢が広がります。
事前に少しだけ準備しておくことで、イメージのズレを防ぎ、予算やスケジュールに合わせた無理のない計画を立てやすくなります。

ラフィーユでは、お客様一人ひとりの価値観やライフスタイルに寄り添いながら、家具1点から住まい全体の空間づくりまで丁寧にサポートしています。インテリアコーディネートをご検討中の方は、まだ具体的なイメージが固まっていない段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。

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